日本人悪女たちがレッスルマニアで全敗!ベイリーがイヨ・スカイを破って悲願のWWE女子王座戴冠!

日本時間8日、ABEMA PPVにて『WrestleMania 40』が生中継。ベイリーがイヨ・スカイを制してついにWWE女子王座戴冠を果たした。

現在『WWE SMACKDOWN』では、アスカ、カイリ・セイン、イヨ・スカイの3人の日本人女子選手が活躍中。世界最大規模の団体の女子戦線で最前線を走っている。
3人は、ベイリー率いる悪女集団“ダメージCTRL”に所属して大暴れ。イヨは女子最強の証であるWWE女子王座を戴冠し、奇跡の復活を果たしたアスカ&カイリのタッグ“カブキ・ウォリアーズ”も約4年ぶりにWWE女子タッグ王座戴冠。

結果を残せずにいたベイリーも女子ロイヤルランブルで優勝。一件落着かと思われたが、ベイリーは日本人女子3人から「ずっと日本語で陰口を叩かれてた」とイジメを告白しイヨの持つWWE女子王座へ挑戦表明して決別宣言。右腕ともいえるダコタ・カイも裏切ったため、1人ぼっちのベイリーは日本人たちに乗っ取られたダメージCTRLに集中攻撃を受けてきた。

しかし、そんな女子戦線にも新たな動きが起きている。
WWEに電撃移籍したジェイド・カーギルがナオミ&ビアンカ・ベレアと結託。レッスルマニア1日目ではこの3人がダメージCTRLを相手に完勝を収めており、“ダメージCTRL包囲網”が本格化。さらに孤立したベイリーにナオミが寄り添っていることから新たなムーブメントが起きるのではないかと予想されている。

長きに渡る前哨戦を経て、この日のレッスルマニア2日目でついにイヨとベイリーが激突。
試合開始直後からリング内外で感情むき出しの殴り合いが展開され、ベイリーがトペ・スイシーダで先制。しかし、イヨはぶら下がり式アキレス腱固めやドラゴンスクリューなど日本式の足攻めでベイリーの機動力を削いで対抗していく。
イヨは場外へのムーンサルト・アタックやスワンダイブ式ミサイルキックなどの跳躍力を活かした攻撃で畳み掛け、ロコモーション式ジャーマン・スープレックス・ホールド。さらに必殺のムーンサルト・プレスを発射も、ベイリーが剣山で迎撃。
ベイリーはダイビング・エルボードロップを発射も、イヨがキャッチしてクロスフェイスからSTFで捕縛。ベイリーがカウンターのベイリー・トゥ・ベリーで流れを変えようとするも、イヨは「ベイリー!ウィー・アー・フレンド!」と訴えかけて油断を誘ってから強烈なエルボーを叩き込む卑劣なファイトを見せる。
ベイリーは「アンタのそういうとこが嫌いなのよ!」とビンタでやり返し、イヨのムーンサルト・プレスも耐え切ってローズ・プラントからラリアット。さらにベイリー・トゥ・ベイリー、ダイビング・エルボードロップ、ローズ・プラントと猛攻をかけて3カウントを奪った。

これにより、ベイリーが悲願の女子王座戴冠。
一方、日本人女子たちはレッスルマニアで全敗を喫して踏んだり蹴ったり。「このまま女子戦線の日本人天下は終わってしまうのか?」との声も上がっているが、イヨの再起、カブキ・ウォリアーズのタッグ王座防衛劇の行方にも期待していきたい。

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