大谷翔平「間違いなく負担は増えている」 投手の故障続出…ピッチクロックの影響に言及

試合前に取材対応を行ったドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】

敵地・ツインズ戦に「2番・指名打者」で出場

ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地・ツインズ戦に「2番・指名打者」で出場する。試合前には取材対応を行った。今年、各球団のエース級投手が相次いで故障。ピッチクロックの影響について「間違いなく負担は増えている。それは間違いないですね」と言及した。

ドジャース移籍後初ホームランは9試合目、41打席目での一発だった。3日(同4日)の本拠地ジャイアンツ戦で1号を放つと、そこから4試合連続マルチを記録。打率を.320まで上昇させた。「(本塁打が出た後は)余裕を持って打席に入れるのは大きな違いかなと思います」と明かした。

前日7日(同8日)の敵地・カブス戦には「2番・指名打者」で先発出場。今永昇太投手との初対決では空振り三振、三邪飛に抑えられたが、2時間51分後の雨天中断後に右中間三塁打、中越え二塁打を放った。4打数2安打で自己最長タイの4試合連続のマルチ安打をマークしている。

今季から走者ありの場面でのピッチクロックの時間が短縮。2020年のサイ・ヤング賞投手であるガーディアンズのシェーン・ビーバー投手、マーリンズ20歳右腕エウリー・ペレス投手らがトミー・ジョン手術を受ける決断をした。大谷自身も昨年9月に右ひじの手術を受け、今季は投手としては全休予定だ。

大谷は「間違いなく負担は増えている。それは間違いないですね」とコメント。「レスト、リカバリーというか。体への負担は短い時間で多くの仕事量をこなすので間違いなくかかっているとは思うので。それがどの程度、今回のに反映されているかは確証がないですし、自分の感覚としてはそれはあるんだろうなとは思います」と持論を述べた。(Full-Count編集部)

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