演歌歌手・山内惠介(40)の楽曲「こころ万華鏡」が、プロ野球ロッテマリーンズの今年の応援歌に採用され、注目を集めている。
同曲は昨年リリースされたもので、応援歌として採用されているのはサビの部分。ロッテの応援団のほうから「使用したい」とオファーされ、山内サイドがOKしたという。
ある音楽関係者は「プロ野球の応援歌にはさまざまな楽曲が使われていますが、演歌歌謡界の歌手が歌っているものが使用されるのはかなりレアケース。ロッテのヒッティングテーマとして、どんな打者のどの場面でも流れるので、かなりの頻度で使われています」。
そのため「原曲はどんな曲なのか」というプロ野球ファンがユーチューブに殺到。「こころ万華鏡」のミュージックビデオの再生回数も100万回を大きく超え、200万回にも届きそうな勢いだ。
ある芸能関係者は「ユーチューブでのコメントにも『ロッテファンです』『ロッテの応援歌を聞いてきました』など〝ロッテ効果〟が着実に表れています」と話す。
同曲の作曲はクラシック界で活躍する村松崇継氏が手掛けた。山内にとっても新境地開拓にふさわしい楽曲と言える。
前出の音楽関係者によると「紅白でも歌われることのなかった曲ですが、昨年リリースされた楽曲の中でも評価が高かった一作」だという。だとすれば、ロッテ応援団が目をつけても何ら不思議ではない。
今年も山内は村松氏作曲の第2弾としてシングル「紅の蝶」をリリースしただけに「こころ万華鏡」とともに注目されそうだ。