37歳・資産8600万円会社員男性の新NISAプラン「成長投資枠はNASDAQ100に年初でほぼ一括投資」

All Aboutが募集している「新NISAのアンケート」から、まわりの方の成長投資枠やつみたて投資枠に対する考え方や実際の利用状況を見ていきます。今回は愛知県在住37歳男性の新NISAのつみたて投資枠プランです。

All Aboutが実施しているアンケートから、一般の方のリアルな新NISAの使い方を紹介していきます。シミュレーションでは分からない生の声から、ご自身の投資の参考になるものを見つけ出してください。今回は愛知県在住37歳男性のエピソードを紹介します。

新NISAエピソード・回答者プロフィール

年齢性別:37歳男性 同居家族構成:本人、母、兄 居住地:愛知県 職業:会社員 年収:500万円 本人金融資産:現預金1100万円、リスク資産7500万円

リスク資産内訳

(※詳細が不明なものも原文ママ記載) 投資信託:1700万円 日本株:3000万円 米国株:400万円 収益不動産:2500万円 確定拠出年金:400万円

新NISAでの購入商品と金額

■成長投資枠 ニッセイNASDAQ100:240万円 ■つみたて投資枠 eMAXIS Slim 全米株式(S&P500):月10万円

「成長投資枠は年初一括投資で240万円」

新NISAの成長投資枠で年間の枠「240万円」を利用済みだという投稿者男性。 内訳は「ニッセイNASDAQ100に一括で。月100円+1月1日ボーナス設定で年初に残り239万9900円」投資をしたとのこと。 これまで複数の証券口座で月50万円ほどS&P500の積み立てをしてきたそうですが、新NISAがはじまったことで「基本的に年末にメインのSBI証券分以外は決済し、翌年の新NISA枠に充当する」方針だそう。 成長投資枠についても「決済分を充当、不足分は手持ち資産の売却等で補う」ことで240万円を埋めたそうです。

「つみたて投資枠はクレカ積立を軸にS&P500に」

つみたて投資枠については過去積み立て同様に「S&P500に限定」。 また「クレカ積立は単純に0.5~1%程度のリターン上乗せと考える」ため積極的に利用しているとのことです。 旧NISAについては2019年までは「一般NISAでJT、カゴメ、サッポロ等、リートや新興国等様々」行ってきたそう。また2020年以降は「つみたてNISAでSBI・V・S&P500に月3万3333円」の積み立てに変更。 「売却益39万円、配当17万円、旧つみたてNISA評価益64万円」で「現状旧つみたてNISA分のみ保有」を続けていると記載があります。

「投資収益率が経済成長率を上回る状態を目指している」

ご自身の投資戦略について、「個別優待株→高配当株→米国インデックスと移っており現在はその過渡期。クレカ積立をメインにS&P500を毎月(積み立て)、新NISAは年初にすぐ枠を埋める」と説明。 また「利確タイミングは必要な時に必要なだけ。タイミングではなくアセットアロケーション(資産配分)が重要。成長するエリア、具体的には米国に集中投下。クレカ積立でさらなるリターンの上乗せ」を意識しているそうで。「r>g(投資による収益率が経済成長率を上回っている状態)」を常に目指しているとのことです。 最後に「私は凡人だが、市場に投資することで社会の発展に貢献できる」とコメントを残されていました。 ※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています ※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます ※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません ※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします (文:あるじゃん 編集部)

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