「個の部分ではやれた」頼もしい18歳、古賀塔子がアメリカ相手に奮闘で自信! 次戦へ闘志「もっとチャレンジしたい」

アメリカで開催されている『2024 SheBelieves Cup』に参戦中のなでしこジャパンは現地4月6日、準決勝でアメリカ女子代表と対戦し、1-2で敗戦。この試合に途中出場した18歳・古賀塔子が自信を示した。

古賀はアメリカ戦の後半頭に投入され、3バックの一角に入り、堂々としたプレーを披露。結果としてチームは敗れたが、相手の猛攻に対しても絶妙なポジショニングをとり、気持ちの入ったシュートブロックを披露するなど奮闘した。

試合翌日の練習を終えた18歳のDFは、この試合の自身のパフォーマンスをこう振り返った。

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「(アメリカは)やっぱり身体能力が高くて、スピードがある選手が多いなっていう印象だったんですけど、個の部分ではやれたかなっていうのが今思っています。

3バックでちょっと守備的なところで、1対1でやらせたくないっていうのは思って入りましたし、ビルドアップの面でも前に供給するっていうのは意識してやりました。最後に身体張る部分は自分の長所なので、そこを出せて良かったです」

次戦の相手はパリ五輪のグループステージで同組のブラジル。昨年末のブラジル遠征でも2連戦を戦ったばかりだ。

古賀は「ブラジルは去年もやっているので、大体その特徴は分かっている。ビルドアップの部分でもっと前に運んだり、ロングボールを前につけるっていうのは、もっとチャレンジしたい」と意気込んだ。

若きなでしこ戦士のプレーに注目だ。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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