“日本の有望株”がイタリアで詐欺被害、韓国も注目「夢を踏みにじられた」「苦い思い出」

高岡伶颯がイタリアでトライアウト詐欺被害に?【写真:Getty Images】

U-19日本代表FW高岡がトライアウトの詐欺被害に遭ったと現地で報じられる

U-19日本代表FW高岡伶颯は、イタリアでトライアウトの詐欺被害に遭ったと現地メディアが伝えた。衝撃の展開を受けたとされる高岡について、韓国メディアも「夢を踏みにじられた日本の有望株」と紹介している。

日章学園高校(宮崎)で全国高校サッカー選手権にも出場した高岡。昨年にU-17ワールドカップ(W杯)で3試合連続ゴールを記録するなど、その実力は折り紙付きだ。

インテル専門のニュースメディア「インテルライブ」は、代理人とともにイタリアへ渡っていた高岡の詐欺被害を報じている。記事によると、現地の代理店を通じて名門インテルのトライアウトを受験する約束を取り付けていたが、実際にはインテルのテストはおろか面会のアポイントもされていなかったという。

高岡の被害は、韓国でも取り上げられた。韓国紙「スポーツ朝鮮」は「『インテルの入団テストさせてあげる』実は詐欺だった···夢を踏みにじられた日本の有望株」と見出しを取り今回の件に言及。「苦い思い出を抱いて帰還」と、高岡の苦悩に注目した。

記事では高岡について「165センチの小柄なストライカーで、昨年のU-17W杯でポーランド戦、アルゼンチン戦、セネガル戦すべて得点を重ね実力を見せつけた。U-17アジアカップで日本の優勝メンバーでもある」と経歴をなぞる。今回の衝撃の大きさを伝えていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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