大リーグ、開幕時年俸1.5%増 昨季比で、平均7億6000万円

レンジャーズ―カブスの開幕シリーズで球場に記されたロゴ=3月28日、アーリントン(USAトゥデー・ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米大リーグの今季開幕時の選手の平均年俸が498万ドル(約7億6千万円)で、昨季から1.5%増にとどまったと8日、AP通信が報じた。昨年は前年比11.1%増だった。今季は9球団で給与総額が削減され、ダルビッシュらのパドレスは9600万ドル、千賀のメッツは5千万ドル、大谷が抜けたエンゼルスは4900万ドル減となった。

 チーム別の年俸総額はメッツが3億600万ドルで2年連続1位、ヤンキースが3億300万ドルで2位、大谷を獲得したドジャースは2億5千万ドルで3位だった。

 個人の年俸のトップは4330万ドルのシャーザー(レンジャーズ)とバーランダー(アストロズ)。10年総額7億ドルで契約した大谷は報酬の大半を後払いとしたことで2820万ドルと計算され、19位となった。

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