「モウリーニョは監督として完全に終わった」 元悪童カッサーノがその理由を説明

世界屈指の監督として辣腕を振るってきたジョゼ・モウリーニョ監督。今年で61歳になった同氏は1月にローマの指揮官を解任された。

そうしたなか、かつてローマやレアル・マドリーでプレーした元イタリア代表アントニオ・カッサーノは『Rai』でこう話していたそう。

「監督としてモウリーニョは完全に終わった。もはや監督ではない。

彼は同じことを10年もやっている。レアンドロ・パレデスをプレーさせなかったし、ロレンツォ・ペッレグリーニよりもエドアルド・ボーヴェを好んだ。

ダニエレ・デロッシは自分たちは強いチームだという確信をローマに与えた。彼は素晴らしい仕事をしている。運命的な監督だ」

モウリーニョは監督として10年間進歩がないと感じているようだ。そのモウリーニョは2021年途中からローマを率い、138試合で68勝30分40敗という戦績だった。

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一方、彼の後任になったデロッシ新監督は15試合で10勝3分2敗。40歳のデロッシと41歳のカッサーノはイタリア代表としてともに戦った仲でもある。

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