“84年ぶり”日食にオーガスタ沸く マスターズ特製グラスで観賞

グラスをかけて日食を楽しむパトロンら(撮影/高藪望)

◇メジャー第1戦◇マスターズ 事前(8日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7555 yd(パー72)

今年のマスターズウィークは珍しい景色とともにスタートした。現地時間8日(月)、選手の練習を見守るパトロンたちが手にしていたのは緑色の“特製”サングラス。太陽が月に隠れる「皆既日食」がオーガスタでも見られるとあって、会場では日食を鑑賞するためのソーラーグラスを配布した。

マスターズ特製グラスが配られた(撮影/高藪望)

大会を取材する記者やカメラマンにも渡された専用グラスはもちろん、マスターズのロゴ入り。全米各地でソーラーグラスの完売が相次いだといい、オーガスタで日食を観賞できる午後1時45分頃から午後4時過ぎまで、グラスをかけて上空を見上げるパトロンたちの姿が見られた。

三日月みたい!グラスを通してきれいに見えました(撮影/高藪望)

マスターズ開催週と日食が重なったのは1940年以来。ジミー・デマレが優勝した試合では、最終ラウンドで太陽の90%が月に覆われたという。

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