5月5日の「端午の節句」を前に、茨城県土浦市中央1丁目の亀城公園の堀で、約500匹のこいのぼりの群れが掲げられ、家族連れなどを楽しませている。5月6日まで。
市が2010年度から始めた「土浦まちなか活(い)き活き鯉(こい)のぼり事業」の一環。地元商店街も協力し、同公園を皮切りに、色とりどり計1900匹が街中を彩る。市役所隣の「うらら広場」では夜間のライトアップも実施する。
公園では、家族連れやお年寄りがこいのぼりをカメラに収める姿が見られた。同市文京町の山口ふみ江さん(65)は「城と桜を見ながら、ゆっくり楽しみたい」と笑顔で話した。市商工観光課は「一日を通して市内のにぎわいを楽しんでもらいたい」と話した。