タイタンズとテキサンズでプレーしてきたDTティエア・タートがドルフィンズと契約

ティエア・タート【NFL】

刷新されたマイアミ・ドルフィンズのディフェンスがフロントを補強している。

現地8日(月)、ドルフィンズがディフェンシブタックル(DT)ティエア・タートと契約したと発表。契約の条件は明らかにされていない。

波乱の2023年シーズンを過ごしたタートは、『NFL.com』のグレッグ・ローゼンタールが選ぶフリーエージェントトップ101で88位に位置づけられていた。

現在27歳のタートはキャリア最初の3シーズン以上をテネシー・タイタンズで過ごしていたものの、2023年にアンネセサリーラフネスとスポーツマンシップに反する振る舞いでNFLから1試合の出場停止処分を受けた後、タイタンズから放出されている。タートはヒューストン・テキサンズにクレームされ、そこでシーズンを終えたが、プレーオフの2試合ではいずれもインアクティブとされていた。

ドルフィンズはディフェンシブタックル(DT)クリスチャン・ウィルキンスやアウトサイドラインバッカー(OLB)ジェローム・ベイカー、コーナーバック(CB)ザビエン・ハワードなど、長年チームのディフェンスを支えてきた選手を多く失った。今後、タートはラインバッカー(LB)ジョーディン・ブルックスやCBケンドール・フラー、セーフティ(S)ジョーダン・ポイヤーなどが加入して一新されたディフェンスに加わる。

これまでに出場した47試合中36試合で先発を務めてきたタートは、特にランゲームで貢献するはずだ。タートはキャリア通算でタックル79回、タックルフォーロス16回、クオーターバック(QB)ヒット14回をマークしている一方で、サック数は2.5回にとどまっている。

【RA】

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