水原氏不在の影響は 米メディアに問われた大谷翔平、口にした信念「何があっても変わらない」

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

敵地ツインズ戦

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地ツインズ戦に「2番・DH」で先発。試合前には現地でメディアの囲み取材に応じた。米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」はその模様を公開。通訳を務めてきた水原一平氏が不在となった影響についても問われている。

長年通訳を務め、練習面なども支えてきた水原氏が先月20日付で解雇された影響について、米メディアから質問された大谷。同局の公式Xで公開された動画内では「まだ数週間、今は実際に遠征に来ているので、ホテルで何かをするというのもない。今のところは自分で球場に来て練習したり、チームの皆さん、フロント、コーチ陣のサポートも感じているので、有難いなと感じています」と回答。周囲へのサポートに感謝した。

開幕から1号本塁打が飛び出すまで9試合、41打席と自身のMLBキャリアで最も時間を要したが、それでもこの日の試合前まで打率.320、2本塁打。得点圏打率.091は気になるが、OPSは.944と変わらない打棒を見せている。

水原氏が大谷の資金を盗用し、違法賭博に関与していた疑いが報じられている。突然、信頼していた通訳が不在に。そんな中でも変わらない集中力の要因を問われると「野球をやる時に特にそのこと(フィールド外のこと)は考えてないですし、やってきた技術は基本的には変わらない。それをまず信じて、グラウンドの中で100%表現するのが僕の仕事。そこはグラウンドの外で何があっても変わらない」と信念を感じさせるコメントを口にした。

THE ANSWER編集部

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