最高の1年へ意気込み 茨城県内小中高 新学期スタート

担任から新教材を受け取る生徒たち=水戸市東原の同市立第一中

茨城県内の多くの学校で8日、新学期の始業式が開かれ、児童生徒らが新年度の学校生活をスタートさせた。

水戸市立第一中(同市東原)では午前9時半ごろから始業式を開催。大芝静香校長は「皆さんが元気に登校できたことが何よりうれしい」と語り、「目標を持ち、達成に向けて日々積み重ねをしてほしい」などとエールを送った。その後、代表生徒2人が「定期テストや早起きを頑張りたい」「学校行事が最高の思い出となるようにしたい」などと抱負を発表した。

教室に戻った生徒たちは、これから机を並べる仲間と会話したり、自己紹介したりして交流を深めた。3年生の教室では新しい教科書などが配布され、自分の名前を書き込む姿が見られた。

3年、箱崎あかりさん(14)は「受験や部活に全力で取り組んで最高の1年にしたい」と意気込みを語った。

この日は国公私立の小中学校や義務教育学校、中等教育学校、高校、特別支援学校の計798校で始業式を実施。9日には県内各校で入学式が予定されている。

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