宮崎市落雷 1人意識不明続く 熊本県教委会見

 今月3日に宮崎市古城町の鵬翔高グラウンドでサッカーの練習試合中に発生した落雷事故を受け、熊本県教委は8日、同県庁で会見を開き、当時の詳細な状況を明らかにした。落雷直後は同県立鹿本高(山鹿市)の生徒3人の反応がなく、直後に同校の職員らが胸骨圧迫や自動体外式除細動器(AED)で救命活動を実施。当時発表されていた雷注意報については、鵬翔高同様、鹿本高も把握していなかった。入院治療中の1人の意識が現在も回復していない。

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