ブレイキン、盛岡で大会を初開催 熱いバトルに大歓声

ダンサーの熱いバトルが繰り広げられた初開催の「ワンズフロア」

 盛岡市鉈屋町のもりおか町家物語館で7日、県内最大規模のブレイキン(ブレイクダンス)大会「ワンズフロア」が初開催された。本県の競技熱を高めようと、国内外で活躍する滝沢市出身の松岡勇弥(ダンサー名・Matsu up)さん(27)が主催。全国から50人がエントリーし、集まった観客もエネルギッシュなダンスバトルに大歓声を上げた。

 会場に大音量の音楽が響く。スポットライトを浴びた子どもたちは小さな体を生かして軽やかに舞い、大人たちは鍛え上げた筋力を使ってアクロバティックな技を披露。「自分が貫く格好良さ」で、間近な審査員や観客にアピールした。

 ブレイキンは流れる曲に合わせ即興で対戦相手と交互に踊り、技や独創性で競う。大会には15歳以下の部に10人、全年齢対象の部に40人が出場し、トーナメント方式で対戦。審査員に米国の著名ダンサー、エディー・スタイルズさん(45)を招き、国内トップクラスのバトルを展開した。

© 株式会社岩手日報社