県内屈指の桜の名所として知られる山形市の霞城公園で8日夜、ライトアップが始まり、家族連れなどが夜に浮かぶ桜に見入った。
日が沈むと公園内と東側の堀沿いに設置された70基の照明に明かりがともり、ソメイヨシノなど約200本が照らし出された。7日に開花が宣言され、一部でかなり咲き進んだ桜もあるが、全体的にはつぼみがほころび始めた段階。市公園緑地課は見頃を今週末と見込んでいる。ライトアップに訪れた人たちは夜桜の下をゆったり歩いたり、写真に収めたりしながら思い思いに過ごしていた。
ライトアップは毎日午後6時に始まり、公園内が同9時半まで、堀沿いは同10時まで行われる。桜が散り次第終了となる。