デニーズ/「認知症バリアフリー宣言」に登録

デニーズなどを運営するセブン&アイ・フードシステムズは4月3日、「認知症バリアフリー宣言」の登録を完了した。

認知症バリアフリー宣言は、認知症バリアフリー社会の機運を醸成することを目的として、企業がその方針などを示し、認知症の人やその家族にとって安心して店舗やサービスを利用できる環境を提供するもの。

同社では、認知症サポーターの養成、デニーズ店舗での認知症本人ミーティングの開催などに取り組む。

社内制度としては、介護休暇、介護休業、休職プラン、相談窓口開設、変形労働時間の導入、介護ハンドブックの作成などを行う。

また、高齢者に対する接客マニュアルの作成、車いす対応トイレや玄関スロープ設置・通路やトイレの段差への配慮(一部店舗)も実施する。

「認知症バリアフリー宣言」の登録は、飲食業では初めてだという(2024年4月3日時点)。

■認知症バリアフリーWebサイト
https://ninchisho-barrierfree.jp/

■デニーズの関連記事
デニーズ町田大蔵店/急速EV充電器を設置

© 株式会社流通ニュース