陸上=ロンドン五輪銀のポイストゴワ、薬物違反でメダル剥奪へ

[8日 ロイター] - 2012年ロンドン五輪の陸上女子800メートルで銀メダルを獲得したエカテリーナ・ポイストゴワ(33)は、メダルを剥奪される見通しとなった。

ロシア陸連(RUSAF)はドーピング違反を理由に、ポイストゴワを4年間の資格停止処分に。RUSAFは声明で、同選手が禁止薬物を使用、またはその使用を試みたとし、2012年7月から2014年10月までの競技結果を無効にしたと発表した。

同選手はロンドン五輪の陸上女子800メートル決勝では3位でフィニッシュ。しかし1位だったロシア人マリア・サビノワがドーピング違反で失格となったことを受け、2位に繰り上がっていた。

メダル剥奪については国際オリンピック委員会(IOC)が最終的に判断する。ポイストゴワはロシア選手としてロンドン五輪に出場。その後、トルコ国籍を取得した。

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