アストロズの左腕バルデスが左ひじ痛で先発回避 首脳陣は楽観視

アストロズはジャスティン・バーランダー、ルイス・ガルシア、ホセ・ウルキディ、ランス・マカラーズJr.と4人の先発投手が故障者リスト入りした状態で今季の開幕を迎えた。ロネル・ブランコの意外な活躍もあり、今のところ先発投手陣はチームの穴となっていないが、さらなる離脱者が発生する可能性が出てきた。日本時間4月9日、左腕フランバー・バルデスが左ひじ痛で敵地でのレンジャーズ戦の先発を回避。ただし、ジョー・エスパーダ監督とデイナ・ブラウンGMはいずれも楽観視しており、現時点では故障者リストにも登録されていない。

現在30歳のバルデスは今季、3年連続3度目となる開幕投手を務め、ここまで2試合で12回1/3を投げて防御率2.19を記録。昨季まで3年連続で2ケタ勝利を挙げ、2022年は自己最多の201回1/3、昨季も198イニングを投げた。

エスパーダ監督によると、バルデスは日本時間4月8日のレンジャーズ戦の試合前にキャッチボールを行った際、左ひじの痛みを訴えたという。先発予定の当日になっても痛みが引かなかったため、バルデスは先発を回避してアーリントンからヒューストンへ移動。チームドクターによる診察を受けたようだ。

エスパーダ監督は「我々が彼を故障者リストに入れなかったという事実は良い兆候だ。ドクターが何と言うか、バルデスの状態がどのように変化していくかを待っているところだ」とコメント。ブラウンGMも「結局のところ、大きな問題にはならないと思う。彼に痛みの程度を聞いたところ、『中程度より少し下くらい』と話していた。おそらく大丈夫だ」と楽観的なコメントを残している。

ブラウンGMは「彼について1つ言えることは、毎年のようにたくさんのイニングを投げており、ときには休養が必要になるということだ。毎年ポストシーズンも含め、多くのイニングを投げているからね。だから先発を外さなければならないときもある。そういうものだよ」とコメント。なお、アストロズは右腕ブレア・ヘンリーを初昇格させ、バルデスの代役として先発に起用している。

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