大谷翔平 ケガ人続出ピッチクロック短縮に言及「間違いなく負担は増えている」

大谷翔平

【ミネソタ州ミネアポリス8日(日本時間9日)発】ドジャースの大谷翔平投手(29)がピッチクロックの影響について持論を語った。

投球間に時間制限を設けるピッチクロックは昨季から導入されたが、今季は走者がいる場面で20秒から18秒へとさらに短くなった。

「間違いなく負担は増えてるとは、それは間違いないと思うので、レスト(休養)なんですかね。リカバリというか、体への負担自体は、やっぱりこの短い時間で多くの仕事をこなすっていうのは、やっぱり負担自体はやっぱり間違いなくかかってるとは思うので」

その上で「ただ、それがどの程度今回のように反映されてるかっていうのは確証はないですし、自分の感覚としてそれはあるんだろうなとは思いますけど」と話した。

メジャーではヤンキースで昨季サイ・ヤング賞に輝いたコールが右ヒジを痛め、昨年20勝のストライダー(ブレーブス)も右ヒジの靱帯損傷が発表されている。

米大リーグの選手会は6日(同7日)に「回復する時間が十分でなく、体へ与える影響への懸念が深まっている」と批判している。右ヒジを2018年、昨年と2度手術している大谷の見解は説得力十分だ。

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