マーベル映画クビの『アントマン』カーン俳優、1年間のDV加害者更生プログラム参加が命じられる

ジョナサン・メジャース - Axelle / Bauer-Griffin / FilmMagic / Getty Images

マーベル映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の悪役・征服者カーン役で知られるジョナサン・メジャース(34)が、裁判所から1年間のDV加害者更生プログラムへの参加を命じられた。米各メディアが報じている。

メジャースは昨年3月25日、ニューヨークで当時の交際相手グレース・ジャバリさんに暴力を振るったとして逮捕された。ジャバリさんは頭や首を負傷し、病院へと搬送。ハイヤーの後部座席に二人で乗っていた際、メジャースの携帯電話に他の女性からのメッセージが表示されたことが、いさかいのきっかけだったという。同12月18日には第3級暴行1件、第2級ハラスメント1件でメジャースに有罪判決が出て、MCUをクビになった。

そして現地時間8日、ついに刑罰が言い渡された。最大で懲役1年となる可能性があったが、判事はメジャースが初犯だったため、懲役刑は科さなかったと説明。メジャースが現在住んでいるロサンゼルスでの52週間(約1年)にわたる対面でのDV加害者更生プログラムの参加(※将来的には一部オンラインになる可能性も)と、現在かかっているメンタルヘルスセラピーの継続と進捗の報告が命じられた。ジャバリさんへの保護命令も出されており、彼女に接触するなどの違反や犯罪行為があれば、懲役刑が科される可能性がある。

メジャースは現在の恋人である女優のミーガン・グッド(42)と共に裁判所を訪れ、判決文をほとんど無反応で聞いており、コメントを拒否したという。(編集部・市川遥)

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