大谷翔平、長打量産でMLBトップ浮上 3号+二塁打2本の大暴れ、通算174発で松井秀喜氏にあと1 ド軍4-2で勝利

ツインズ戦に出場したドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

ツインズ戦

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地ツインズ戦に「2番・DH」で出場。7回に今季3号ソロを放つなど、5打数3安打1打点の活躍。ドジャースの4-2の勝利に貢献した。この試合で長打3本を放つ大暴れで、長打数でメジャートップに浮上。松井秀喜氏が記録しているMLB日本人最多の「通算175本塁打」にあと1本と迫った。

大谷が豪快に左翼席へ運んだ。7回2死走者なし。元広島の右腕ジャクソンと対戦し、真ん中速球を逆方向へ。高々と上がった打球は左翼席に届く3号ソロになった。打球速度106.9マイル(約172キロ)、飛距離376フィート(約115メートル)の一発だった。

この試合、初回の第1打席で身長206センチの大型右腕オーバーから二塁打を放ち、6回にも2番手オカートから左翼線二塁打。この日3安打で自己最長の5戦連続マルチとしたが、いずれも長打だった。この時点で二塁打は7本、三塁打1本、本塁打3本で、長打数はメジャー最多の数字になり、打率も.345まで上昇した。

これでメジャー通算174号に到達。ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏が持つ日本人選手最多記録「175本」にあと1本に迫った。開幕から1号が出るまでは9試合、41打席かかったが、エンジンがかかってきた。

THE ANSWER編集部

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