長崎県内の公立高・県立中などで入学式 7200人が新たな一歩

新入生を代表して宣誓する松尾さん=長崎南高

 長崎県内の多くの公立高や県立中などで8日、入学式があり、新入生が新たな一歩を踏み出した。県教委によると、本年度は公立高全日制55校に約7200人が入学する。
 長崎市上小島4丁目の県立長崎南高には、64回生となる1年生241人が仲間入り。同校スクールカラーの緑を取り入れた新デザインの制服で入学式に臨んだ。
 山口勇校長は「南高で多くのことにチャレンジし、小さな変化、小さな改善を重ねながら日々成長していく皆さんにしっかりと寄り添い、全力で支援する」と呼びかけた。
 新入生代表で松尾蒔乃葉(まなは)さんが「生徒として誇りと自覚を持ち、校則を守り、校訓のもと、新しい伝統創造のため努力する」と宣誓した。
 県教委によると、県内の学校の入学式は公立高で9日までに、県立特別支援学校は11日までに開かれる。

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