小山のチア「SPARKS GARNET」、来月米国の世界大会へ 大舞台「全力出し切る」 

「ザ サミット」へ推薦されたナショナルズでの演技

 チアリーディングの「ドッペルクラブSPARKS GARNET」が5月2、3日に米国フロリダ州オーランドで開かれる世界大会「ザ・サミット・チャンピオンシップ」に出場する。全国選手権大会「オールスター ナショナルズ」(3月23日、千葉市)で好成績を収めたことから推薦された。本場での大会に向けてメンバーたちは「わくわくしている」「観客が元気になる演技をしたい」と、調整に励んでいる。

 同クラブは小山市を拠点に活動し、毎年全国大会に出場している。「SPARKS GARNET」は昨年、「オールスター ナショナルズ」で部門別優勝を果たした。今年は小学6年から中学3年までの10人で、ジュニア(小学1年から中学3年)編成・レベル2・ミディアム(10~15人)に出場。レベル2に上がって1年目だがノーミスの演技で部門別2位に入った。

 全国大会出場時には「ザ・サミット」への出場希望の意思確認がある。「SPARKS GARNET」は来年の出場を考えていた。だが、規定変更により来年の「ザ・サミット」は構成人数の関係で出場できなくなることから、今年の出場を希望した。

 世界大会出場を前に、(早川はやかわ)あさひ(栃木南)は「緊張とわくわくが半々。全力を出し切って、できれば決勝に進みたい」。他のメンバーも「笑顔で演技を楽しみたい」など、憧れの舞台に胸を膨らませている。

 メンバーは次の通り。
坂本陽(栃木西中)指江愛唯、服部琴葉、坂井亜優(小山城南中)鈴木羽紅、中山澪(大谷中)亀山希翠(野木二中)板橋茉海、岩崎唯乃(栃木南中)早川あさひ(栃木南)

ドッペルクラブSPARKS GARNETのメンバー

© 株式会社下野新聞社