菊池風磨、timelesz新メンバー募集「オーディション番組プラン」を語る 「メシ行っちゃう」の深い狙い

菊池風磨(timelesz) (C)ピンズバNEWS

timeleszの菊池風磨(29)が4月8日放送のラジオ番組『timeleszのQrzone』(文化放送)に出演。グループの新メンバーを選出するオーディション番組の詳細やインスタグラムに届くファンからのメッセージに言及した。

4月1日をもってSexy Zoneからtimeleszに改名したこともあり、番組名も『Sexy ZoneのQrzone』から変えるべきかどうかスタッフから問われた菊池は、グループの冠番組ということもあり、『Qrzone』という番組名はそのまま残そうと提案。

3月31日をもって中島健人(30)が脱退し、菊池、佐藤勝利(27)、松島聡(26)の3人になったこともあり、timeleszは新メンバーをオーディション番組で募集することも発表されている。

スタッフから「新メンバーがもしこれから半年、1年かけて決まれば、この番組にもきていただける?」と問われると「メンバーとしてですから、そうじゃないですか。連れてきますよ、そりゃ」と菊池。

さらにスタッフから「オーディション番組好きで、結構見てるんですけど。これは配信とかでずっと追いかけていくっていうイメージですか?」と質問されると「左様です。目下相談中なんですけど、配信サービスの会社さんにお願いするとかいろいろ考えてます」と応じていた。

菊池もオーディション番組を見ているといい、人となりもわかり、ある程度の期間を一緒に過ごすと、その人の特性もわかるとし、「たしかに今は歌、踊りがこの中だったらできてないけど、こんだけの思いがあって、こういう姿勢があれば、たしかに入ったときにより伸びてくれるなとか」とコメント。

続けて、「いきなりポンと入って“このメンバーです”ってやると、そういう人となりみたいなところとかって紹介できないじゃないですか。そういうところを追って、ちゃんとこういう人はこういう思いがあってとか、こういう人となりとか背景があってというのが見えるのがいいなと思ってるんで。そこは丁寧に追いたいなと思ってます」と自分たちのオーディション番組のプランについて語った。

■「メシ行っちゃう」オーディション番組のプランを明かす

従来のオーディション番組はメンバーを募って新グループを組むというスタイルだが、「僕らの場合って、すでに僕ら3人がいて、そこに入ってきてくれる。もともとあった文化の中に入ってきてくれるってことだから、作り方変わってくるなって思ってるんですよね」と分析。

そして、「だからメシ行っちゃうみたいな。オーディション番組の中でメシ行っちゃって、向こうは緊張しちゃうかもしれないけど、普段の感じでしゃべったときに“温度感合うな、合わないな”っていうのもあると思うんですよ」とも話し、「それって“合わない”ってなると僕らもそうですけど、本人たちも苦しくなってきちゃうんで。空気感が合うっていうのはすごく大事だと思っていて。それって新しいグループを作るのとまた違うところだなと」と新メンバーへの配慮もうかがわせた。

さらに「すでに3人がいて、その空気感があるから、もちろんメンバーが入ることによってその空気感が変わっていいんだけど、だけど合う合わないってのはあるんで、そこらへんは肌で感じたいなっていうのはあるんで。メシ行っちゃうとか、どっか一緒にいっちゃうとか。そういう違った広がりを見せたいなって。僕もオーディション番組好きで見ることありますけど、また違ったことをやれたらいいなと思ってます」と番組プランを明かした。

インスタグラムの質問箱にはファンからの生の声が届くといい、メンバーの脱退や新しい試みなどに対してネガティブなものも多いかと思いきや、前向きに応援してくれる声が多いという。

菊池は「これは僕にとってインスタをやってプラスだったなと思ったんだけど。すごく自信を持てたんですね、インスタを始めて。グループ(のアカウント)に関してはみんなで動かしてるから僕だけがコメント見てるわけじゃないんだけど。個人に関してはずっと自分で見てるんで。そうするとすごく自信になったんですよね」と語った。

一方で「こんなに応援してくれる人たちを裏切れないな」とも強く感じたといい、「自信もついたし、守るべきものもより明確に明瞭に見えてきたっていうか。ついてきてくれる人。そういう人たちが僕、僕らには大勢いるなと。なおかつそういう人たちを裏切らないような活動をしていかなきゃいけないなって」と思いを新たにしていた。

最後には「だから行けるところまで行かせてください。僕たちtimelesz、まだ走り出したばかりですけど、新しい仲間と僕らが見たい景色、新しいメンバーにその景色を見せたいし、何より応援してくれてるメンバーにその景色を見せたい。そのための1つの大きな選択ですので、どうかついてきていただければと思います」と呼びかけた。

■新メンバー募集オーディションの戦略性

ラジオ番組名の継続やオーディション番組について、

《名前残してくれるみたいでひとまず安心 唯一の冠番組だもんね。よかったぁ》
《やっぱり風磨くんの言葉に嘘はないと思う この言葉を聞けて良かった ついて行こう》
《オーディション番組、確かに1度見ると止まらなくなるよね!楽しみにしているよー!新しいメンバーがどういう方になるのか、ワクワクしてる!》
《オーディション番組。理想のプラットフォームでできるといいな》

と、歓喜や期待を寄せる声がX(旧ツイッター)にも上がっている。

「菊池さんは“メシ行っちゃう”と冗談ぽく話していましたが、たしかに食事を同席すれば候補者の人となりもより理解できますし、ファンにもどういう人なのかが伝えられるというのもあるでしょう。新メンバーだけを集めて新たなグループを結成するわけではなく、すでに3人いるグループに入ってくるというのは、新メンバーとしても迎え入れるほうとしても気を遣わなければいけない。

一緒に食事に行ったり、出かけたりすることで人となりも分かるし、距離間も縮まる。良い人であれば、ファンも“この人なら応援したい”となりやすいでしょう。新メンバー募集は菊池さんの提案だといいますが、現メンバー、新メンバー、そしてファンにも納得感のあるオーディション番組にしたい、さらに今後のグループの飛躍にもつなげたいという思い、計画があるのではないでしょうか」(女性誌編集者)

菊池が計画しているというオーディション番組はどのような内容になるのだろうか。ファンからは賛否の声があった新メンバー募集だが、着々と進んでいるようだ。

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