大谷翔平、“秘密兵器”で止まらぬ打棒 使用後は5安打全て長打…驚異の打率.714

ツインズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

8日のカブス戦で2打席凡退後…クリケットのバットで調整

■ドジャース 4ー2 ツインズ(日本時間9日・ミネソタ)

ドジャース・大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地・ツインズ戦の第4打席で今季3号本塁打を放った。7日(同8日)の敵地・カブス戦では2打席凡退後にクリケットのバットを用いて調整。そこから打率.714(7打数5安打)、1本塁打、3二塁打、1三塁打、2打点と絶好調だ。

この日、「2番・指名打者」で出場した大谷は初回無死一塁で球速度110.1マイル(約177キロ)の中越え二塁打を放った。3回の第2打席は中飛に倒れたが、1点を追う6回の第3打席で左翼線二塁打。ウィル・スミス捕手の適時打で同点のホームを踏むと、7回2死では左翼席へ今季3号ソロを放った。

7日(同8日)のカブス戦では今永昇太投手と対戦。空振り三振、三邪飛に抑えられていた。第2打席終了後に「クリケットのバットは面になっているので。面で捉えていくというか」「練習の一環としてよさそうだなと思ったので」と調整したことを明かしていた。

カブス戦ではその後、右中間三塁打、中越え適時二塁打を放った。さらに8日(同9日)のツインズ戦では今季初の3安打をすべて長打で記録した。試合前にデーブ・ロバーツ監督は「彼とロバート(バンスコヨック打撃コーチ)が取り組んでいた。ショウヘイは気に入っていたよ」と話していたが、二刀流男のルーティンになりそうだ。(Full-Count編集部)

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