「マジか」「いま知った」平野啓一郎氏がPPAPに警鐘「セキュリティ上、意味がない」

平野啓一郎氏

作家の平野啓一郎氏が9日、自身のX(旧ツイッター)でネットセキュリティーに警鐘を鳴らした。

同氏が適示したのは、メールで社外とファイルをやりとりする際に①メールでパスワード付きのZIPファイルを送る→②別のメールでパスワードを送るという「PPAP」と呼ばれる手法。サラリーマンなら1度は受け取った経験があるかもしれない。

これに平野氏はXで「未だにPPAPというのを続けている企業があるが、これがセキュリティ上、意味がないことはもう随分と前から指摘されており、止めてほしい」と呼びかけ。続けて「デジタルオンチの政府でさえ、2020年11月に止めている」と紹介した。

むしろ近年はPPAPにより、メールが盗み見されるリスクやZIPパスワードの脆弱性、ウイルスチェックが稼働できないなどの危険性が指摘されている。

ネット上では「マジかよ、いま知った」「バリバリ使っていた」「怖すぎる」などの反響が寄せられている。

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