青森県むつ市の「むつリハビリテーション病院」で、人工透析の治療ができるようになりました。
8日には透析室の開設セレモニーが行われ、下北医療センター管理者の山本知也市長や病院関係者がテープカットをして祝いました。
透析室は10床設置され、最新の装置で患者が透析を受けることができます。
【下北医療センター管理者 山本むつ市長】
「人口は減っても、医療を提供する患者さんは少しずつ増えてくる傾向にありますので、その体制ををしっかりと作っていかなければいけないと思いますし、それが今回の透析の拡充ということでもあります」
現在、下北圏域では、透析を必要とする患者がおよそ130人登録されていますが、この地域で人工透析を行っているのが、3つの病院しかないため、30人ほどが下北圏域外へ通院しているということです。
「むつリハビリテーション病院」では、自宅から病院まで無料で送迎を行い、患者の負担軽減も図るということです。