にゃるら、原案/脚本/総監修 全13話のTVアニメ制作を発表

アドベンチャーゲーム『NEEDY GIRL OVERDOSE』の企画・シナリオを担当したにゃるらさんが、原案・脚本・総監修をつとめる全13話のTVアニメの制作を発表した。

4月9日に自身のXへ「全13話、いまこの瞬間、一字一句魂を込めて全脚本を書き終えました。これから2年間、理想のアニメーションを製作するため死にものぐるいで全力を注ぎ込むと誓います」「30年生きた僕のすべてを出し切るぜ……」と投稿(外部リンク)。

キャラクターの設定画らしきイラストが描かれた書類も公開した。詳細解禁は「おそらく来年」としている。

にゃるら、総監修のTVアニメに大きな自信

にゃるらさんは4月9日にnoteを更新して、プロットを含めて約1年間脚本を執筆し、脚本を書き上げる体力をつけるために週3回ジムに通っていることを明かした。

出来上がった脚本(今後も細かい部分は書き直すとも)に関しては大きな自信を持っているようで、「自分で言うのもなんですが、これは間違いなく面白い」とのことだ。

気になる放送時期については後2年はかかると綴っており、背景へのこだわりからオランダへ取材に行くとも。アニメの内容は全くの詳細不明だが、オランダが関係しているのかもしれない。

また、『NEEDY GIRL OVERDOSE』でキャラクターデザインを担当したイラストレーター・お久しぶりさんがデザインに携わっていることが示唆されている。

『NEEDY GIRL OVERDOSE』は販売本数120万本を記録

にゃるらさんは、1994年生まれ。沖縄県出身のライター/シナリオライター。アニメ、ゲーム、漫画などポップカルチャー全般への造詣が深く、ライターとしてコラムやノンフィクションを執筆してきた。

著書には様々な承認欲求を抱えた女性たちへのインタビュー集『承認欲求女子図鑑』、エッセイ集『僕はにゃるらになってしまった ~病みのインターネット~』、初の小説『蜘蛛』など。

企画・シナリオを担当したアドベンチャーゲーム『NEEDY GIRL OVERDOSE』が2022年1月にリリースされ、全世界累計販売本数が120万本となる大ヒットを記録している(2023年8月時点)。

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