大谷翔平3号に指摘「こういう打球はなかった」 見つけた変化に解説「何も心配いらない状態」

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

ツインズ戦、ABEMAの解説・AKI猪瀬氏が指摘

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地ツインズ戦に「2番・DH」で出場。7回に今季3号ソロを放つなど、5打数3安打1打点の活躍。ドジャースの4-2の勝利に貢献した。この試合で長打3本を放つ大暴れで、長打数でメジャートップに浮上。松井秀喜氏が記録しているMLB日本人最多の「通算175本塁打」にあと1本と迫った。ABEMAで解説するAKI猪瀬氏は「もう何も心配はいらない状態」と解説。状態の良さを口にした。

大谷が豪快に左翼席へ運んだ。7回2死走者なし。元広島の右腕ジャクソンと対戦し、真ん中速球を逆方向へ。高々と上がった打球は左翼席に届く3号ソロになった。打球速度106.9マイル(約172キロ)、飛距離376フィート(約115メートル)の一発だった。

試合を中継していた「ABEMA」で解説を務めていたAKI猪瀬氏は「これでもう何も心配はいらない状態ですね。バットの上で強烈なスピンをかけて、こういう打球が(今まで)なかったですから」と変化を指摘。絶好調の大谷に触れつつ「ジャクソンにも頑張ってもらいたかったんですけど今シーズン初の炎上になっちゃいましたね……」と2被弾で負け投手になったジャクソンを哀れんだ。

この試合で大谷は二塁打2本を含む3安打。自己最長の5戦連続マルチとしたが、いずれも長打だった。この時点で二塁打は7本、三塁打1本、本塁打3本で、長打数はメジャー最多の数字になり、打率も.345まで上昇した。

メジャー通算174号に到達。ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏が持つ日本人選手最多記録「175本」にあと1本に迫った。開幕から1号が出るまでは9試合、41打席かかったが、エンジンがかかってきた。

THE ANSWER編集部

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