大谷翔平HR球でカップル喧嘩? ド軍ファンの彼女おねだりも…彼氏一蹴「絶対キープ」

HRボールをキャッチしたディラン・シャックさん(左)とエリー・キャンベルさん【写真:小谷真弥】

ツインズファンの大学生シャックさんが大谷3号球をゲットした

■ドジャース 4ー2 ツインズ(日本時間9日・ミネソタ)

ドジャース・大谷翔平投手が8日(日本時間9日)、敵地のツインズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、7回に3試合ぶりの3号ソロを放った。松井秀喜の持つ日本人最多175本塁打に王手をかける一発。この一発をキャッチしたのが、ツインズファンのディラン・シャックさんだ。

ミネソタ州出身のシャックさんは20歳大学生。元高校球児で、投手、一塁手、三塁手、捕手と幅広くプレーした“二刀流”選手だ。「信じられないですね。僕に起きることだと思いませんでした。ショウヘイは本当にスペシャルな選手です。間違いなくネクスト・ベーブ・ルースだと思っています」。笑顔満開だった。

ただ、複雑な事情が……。一緒に観戦に来た彼女のエリー・キャンベルさんはドジャースファン。しかも「ショウヘイを見るために、ここに来たの!」という大谷ファンだ。「ちょうだい」と言わんばかりに手を差し出す彼女だったが、シャックさんは「それは、どうでしょう。彼女に何かしてもらわないといけないかもしれませんね」。イジワルな笑みを浮かべた。

1号の本塁打ボールはドジャースファンから大谷の元へ返却され、2号の本塁打ボールはカブスファンがグラウンドへ投げ入れた。移籍後初めてファンの手に渡ったボールとなった。その事実を知らされると、シャックさんは「オークション? ノー! 絶対にキープします」。大谷の新たなファンになったのは間違いなさそうだ。(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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