鳥インフル、一般市民への感染リスクは引き続き低い=米CDC

[8日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は8日、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)の一般市民への感染リスクは引き続き低いとの認識を示した。ただ、各州の公衆衛生当局には対応への準備を要請した。

CDCは、牛の群れの間でH5N1の感染が確認されたことを受け、影響を受けた可能性のある農場労働者に対し、迅速な検査と治療を行う計画を求めた。

また各州の保健当局に、直面している全ての課題について伝えるよう促した。

テキサス州とCDCは、H5N1に感染していると推定される乳牛と接触した人への感染例を報告していた。この農場労働者は1日に感染したと報告され、米国でH5N1の人への感染の2例目となった。

H5N1はまたテキサス、カンザス、ニューメキシコ、ミシガン、アイダホ各州の乳牛にも広がっている。

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