ヘンリー王子の訪英はやはり単独か 警備上の問題で家族の同行は難しい=英紙報道

ヘンリー王子(ロイター)

ヘンリー王子は5月8日に訪英し、英セント・ポール大聖堂でインヴィクタス・ゲーム10周年記念礼拝に参加するが、メーガン妃、アーチー王子、リリベット王女の同行は警備上の問題があるため、単独での訪英となりそうだ。英紙テレグラフが8日までに報じた。

同紙はヘンリー王子が家族を英国に連れていけないと感じさせている問題がひとつあると指摘している。警備上の問題だ。ヘンリー王子が英国にいる間は警察の保護を受ける資格がないという内務省の判決を覆せない限り、メーガン妃、アーチー王子、リリベット王女を英国に連れて帰ることはできないと考えているという。この問題に変化があれば家族での訪英は可能だとしている。

ヘンリー王子は、2月に王室・公人警護執行委員会(RAVEC)の決定を巡り、国内にいる間は公的資金による「同程度の」保護が受けられなくなると告げられ、法的措置を取っていた。法廷では陳述書でヘンリー王子は、子供たちを英国が守ることができないのであれば、英国でくつろぐことはできないと考えていると述べられる。

他のメディアは5月6日がアーチ―王子の誕生日のため、他のメディアでは「ヘンリー王子とメーガン妃は5月6日に米モンテシトの自宅でアーチー王子の5歳の誕生日パーティーを計画しており、翌日にはプライベートジェットで英国へ向かう予定だった」と報じている。

メーガン妃もいまだに訪英に消極的だとされており、日程的にも家族の同行は難しい状況になっている。今回もヘンリー王子単独の訪英となりそうだ。

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