パドレスが球団記録に並ぶ8点差逆転勝利 ダルビッシュは黒星回避

【カブス8-9パドレス】@ペトコ・パーク

日本時間4月9日、パドレスが球団記録に並ぶ8点ビハインドからの逆転勝利を成し遂げた。先発のダルビッシュ有が3回4失点で降板するなど、4回までに8点を先行されたが、6回裏に一挙7得点で1点差とし、8回裏にフェルナンド・タティスJr.の一発で逆転。9対8でカブスを破った。パドレス4番手のワンディ・ペラルタが今季初勝利(0敗)をマークし、5番手のロベルト・スアレスは4セーブ目を記録。カブス5番手のアドバート・アルゾライが今季初黒星(1勝)を喫した。

今季4度目の先発登板となったダルビッシュは、初回こそ鈴木誠也に二塁打を浴びながらも無失点に抑えたが、2回表二死から満塁のピンチを招き、イアン・ハップとコディ・ベリンジャーにタイムリーを浴びて4失点。3回表は無失点に抑えたものの、3回65球でマウンドを降りた。パドレスは2番手のペドロ・アビラも4回表に一挙4点を失い、大量8点のビハインドを背負うことに。しかし、ここから奇跡の逆転劇が始まった。

カブス先発のハビアー・アサッドの前に5回まで無得点に抑えられていたパドレス打線が6回裏に爆発。ジェイク・クロネンワースの1号2ランで2点を返すと、金河成(キム・ハソン)の2点タイムリー三塁打、さらにザンダー・ボガーツの1号3ランが飛び出し、一挙7得点のビッグイニングで一気に1点差まで詰め寄った。そして8回裏にはカブスのクローザー、アルゾライからタティスJr.が4号逆転2ラン。9回表をスアレスが三者凡退に抑え、球団史上4度目となる8点差からの逆転勝利を完遂した。

ダルビッシュは打線に助けられ、今季2敗目を回避。3回65球を投げて被安打4、奪三振4、与四球3、失点4で今季の防御率は3.86となっている。一方、カブスの鈴木は「2番・DH」でスタメン出場して3打数1安打2四球。3試合ぶりのヒットを放ち、今季の打撃成績は打率.289、OPS.909となった。

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