大谷翔平の歴史的一夜…一気にメジャー“2冠” 不調から一転、迫る記録の数々

ツインズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

MLB公式のラングス記者「自身の監督の記録を破るだろう!」

■ドジャース 4ー2 ツインズ(日本時間9日・ミネソタ)

ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地・ツインズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、第4打席で左翼席へ3試合ぶりとなる3号ソロを放った。今季初の3安打はいずれも長打。安打数、二塁打数でメジャートップに躍り出る歴史的な一夜となった。

快音を連発させた。初回無死一塁で球速度110.1マイル(約177キロ)の中越え二塁打。3回の第2打席は中飛に倒れたが、1点を追う6回の第3打席で左翼線へ再び二塁打を放った。7回2死では、元広島、ロッテのジェイ・ジャクソンから3号ソロを放った。

今季初の3安打を放ち、自己最長を更新する5試合連続のマルチ安打をマーク。シーズン19安打、7二塁打でメジャートップに立った。この2試合で長打5本、19本の安打中11本は長打となっている。1試合3本の長打は自己最多タイだ。さらに松井秀喜氏が持つ日本選手最多本塁打の175本まで残り1本に迫った。

日本出身選手の本塁打は最多がデーブ・ロバーツ監督の7本。野茂英雄投手の4本、大谷の3本と続く。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は「オオタニは自身の監督の記録を破るだろう!」と自身のX(旧ツイッター)につづった。(Full-Count編集部)

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