【虎に翼】くわばたりえが博多大吉の疑問に一発回答 〝謎の出演者〟常連店の女将だった

くわばたりえ

9日のNHK連続テレビ小説「虎に翼」で、明律大女子部法科に入ったヒロインの寅子(伊藤沙莉)がひょんなことから本物の法廷に〝迷い込んで〟しまうシーンが放送された。

女子部には寅子らの甘さを一喝する、怒れる学生よね(土居志央梨)がいる。「全員うっとうしい!やめちまえ」と叫んで教室を飛び出したよねを寅子は追いかける。その先は裁判所で、中に入ると衛視らしき中年男2人から「ちょっと、受付!」「受付、受付」とがなり立てられ、行きがかり上、法廷を傍聴するハメに。そこにはよねが先に訪れていた。

ドラマ終了後の「あさイチ」では、博多大吉がこの場面に触れた。「何かの朝ドラで出てきた人だと思うんだよね。何とかーとか言った裁判所の方がね。何かで見たなーとかいう話を…」。険しい表情の大吉に、この日ゲストのくわばたりえがデスク上を軽く叩き「舞いあがれ!ですよ」と一発回答してこう続けた。

「舞いあがれ!のいつもお好み焼き屋さんに来てくれてた人が、今はあそこ(裁判所)で働いてます」

2022年度後期に放送された福原遥主演の連続テレビ小説「舞いあがれ!」。くわばたはお好み焼き店「うめづ」の女将を演じていた。名指しはしなかったが、その2人、や乃えいじと湯浅崇が今回、大吉が思い出せない〝謎の出演者〟だった。

「うめづ」はヒロインら主要登場人物がたびたび足を運ぶため、目立たない常連客たちの存在も鋭い視聴者らに注目されていた。

や乃と湯浅は同じ事務所に所属している。出演歴には、先日終わったばかりの「ブギウギ」も含めて「おちょやん」「まんぷく」「カーネーション」「ごちそうさん」と朝ドラがズラリ。結果的にこの日は、くわばたのゲスト出演が絶妙のキャスティングとなった。

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