大谷翔平のHRで新セレブレーションが定着 エ軍時代の「兜」から「種」に 仕掛け人は明るいドミニカン

ツインズ戦に出場したドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

エンゼルス時代はHRを打てば「兜」を装着

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地ツインズ戦に「2番・DH」で出場し、7回に今季3号ソロを放つなど、5打数3安打1打点の活躍を見せた。HRで生還した際、ベンチではヒマワリの種が浴びせかけられる手荒い祝福を受けており、エンゼルス時代の「兜」とは違ったセレブレーションとして定着している。

7回、大谷が左翼席へ3号ソロを放ち、ベンチへ戻るとまたヒマワリの種が浴びせかけられていた。正面から飛んできて肩をすくめ、その後も背後から降ってきた。ドジャース移籍後は1号、2号ともにテオスカー・ヘルナンデス外野手がこのセレブレーションで迎えている。2月のオープン戦1号でも同じだった。

メジャーリーグではベンチで食べる逸品として慣れ親しまれているヒマワリの種。ヘルナンデスはブルージェイズ時代からこのセレブレーションを行っていたことで知られており、MLB公式サイトのニックネーム欄も「Mr. Seeds」になっている。

エンゼルス時代の2023年、大谷らが本塁打を放った際のセレブレーションは日本の「兜」を被るというものだった。製造元は鹿児島の甲冑工房丸武産業で、33万円の逸品だった。

昨季マリナーズで26本塁打、93打点をマークしたヘルナンデスは、明るいドミニカン。大谷とともに今季からドジャースに加入し、既に4本塁打をマークしている。

移籍が決まった直後、出演した米カリフォルニア州の地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中で「僕はオオタニに感服しているんだ。彼と対戦してきた中でね」「今は彼と一緒にプレーできることで本当に、本当に興奮しているよ。グラウンド上で彼がどんなことができるか知っているから、それを見られることにワクワクしている」などと語っていた。

THE ANSWER編集部

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