カブスが8点リード守り切れず逆転負け 鈴木誠也はダルビッシュ有からの二塁打含む3出塁

○ パドレス 9-8 カブス ●
<現地時間4月8日 ペトコ・パーク>

シカゴ・カブスが最大8点リードからパドレスに逆転負け。鈴木誠也外野手は「2番・指名打者」でフル出場し、二塁打含む3出塁を記録した。

鈴木は、初回一死からパドレス先発のダルビッシュ有と日本人対決。昨年6月以来、2度目の対戦となった第1打席は初球のフォーシームを引っ張り、左翼線への二塁打。昨季3打数無安打、2三振と完敗したダルビッシュから長打を放った。

カブスが先制点を挙げた2回表、なおも二死一、三塁という好機で迎えた第2打席は四球で出塁。続くコディ・ベリンジャーが右前2点適時打を放ち、チームは4点のリードを奪った。

4回表の第3打席は再び四球で出塁。一死満塁とすると、ベリンジャーの犠飛、クリストファー・モレルの適時二塁打、ダンズビー・スワンソンの2点適時三塁打で再び4得点。リードを8点に拡大した。

しかし6回裏、2本の本塁打を浴びるなど1イニング7点を奪われ、一気に1点差へ。そして8回裏、一死一塁から守護神アドバート・アルゾレーが前倒しで登板するも、タティスJr.に逆転2ランを被弾。8点リードから痛恨の逆転負けを喫した。

この試合の鈴木は3打数1安打、2四球、2三振という成績。ダルビッシュに対しては2打席続けて出塁を記録した。連続出塁を8試合に伸ばし、今季成績は打率.289、OPS.909としている。

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