大谷翔平怒りの〝ガン飛ばし〟に完全屈服 デーブ大久保氏「下を向いた。全員ビビッた」

楽天監督時代のデーブ大久保氏(左)と日本ハム時代の大谷翔平

昨季、巨人で打撃チーフコーチを務めたデーブ大久保こと大久保博元氏(57)が「ゴゴスマ」(TBS系)にリモート出演。ドジャースで活躍する大谷翔平投手(29)の知られざる〝すごみ〟を告白した。

大谷は8日(日本時間9日)のツインズ戦に「2番・DH」でスタメン出場し、3号ソロを含む5打数3安打1打点でチームの勝利に貢献した。番組内でも大谷の活躍とともに、MLB初勝利を挙げた山本をメジャーリーガー御用達の焼肉店「Chicago Kalbi」でお祝いしたことも取り上げた。

野球界での勘定事情について聞かれた大久保氏は年俸にかかわらず、先輩が後輩の分も支払うとした上で「清原が3億も5億ももらっている時に2000万円の僕がおごるっていう…。最近は年功序列よりも〝年俸序列〟にしようって」と話し、スタジオの笑いを誘った。

さらに大久保氏が2014年7月から2シーズン、楽天の監督を務めた際、当時日本ハムに在籍した大谷との対戦を振り返り、敵ながら強烈すぎる〝眼光〟に思わず沈黙してしまったエピソードもを披露した。

「僕が楽天の一軍監督時代に大谷選手が日本ハムで対戦している時、ちょっと楽天の選手が危ないボールを放ったらピッチャーをにらみつけたので、我々(ベンチの)楽天のメンバーが『ウワ~ッ!』ってヤジったんです。打席の大谷選手をヤジったら、こっちをにらみ返してきて僕は下を向いた。それぐらい気迫を出せる。強い男だなって。全員たぶんビビッたんじゃないですか? 大谷選手に。本当、僕下向いたんですから」

目だけで相手を黙らせる大谷。やはり当時からタダ者ではなかった。

© 株式会社東京スポーツ新聞社