一関市内全域で取り組むことができるよう２０２３年に創作された「一関市民の新しい踊り」（仮称）について、一関商工会議所などで構成される「一関の新しい踊りを創作する会」は、名称を募集する。躍動感とまい進をテーマにした老若男女が参加できる踊りを象徴するネーミングに向け、多くの応募を呼び掛けている。
市町村合併後、市内では地域ごとに特色あるイベントが催されているが、市全体で統一された踊りが存在していなかったことから、同商議所が中心となって１９年に創作する会を結成し、創作に着手。新型コロナウイルスの影響で作業は一時ストップしたが、２２年に再開し、２３年に出来上がった。
躍動感とまい進をテーマに、前進、飛躍、調和など五つの振りで構成され、若者も積極的に参加したくなるような元気な踊りとなっており、同年の一関夏まつりをはじめ各地域のイベントで披露されている。今後市を代表とする踊りとして定着することを目指し、名称を募集する。
名称は▽市の新しい踊りとしてふさわしい▽分かりやすく覚えやすい▽明るく親しみやすい―ことを条件とし、自作で未発表のものに限る。市民に限らず誰でも応募可能。応募方法は、郵送かファクス（応募用紙使用）、電子メール、応募専用フォーム（掲載のＱＲコード）のいずれかで、住所、氏名、踊りの名称、命名の由来、電話番号を記載する。応募用紙は市と同商議所のホームページでダウンロードできる。電子メールの場合は、件名を「一関の新しい踊り名称募集」とする。応募は１通につき１点、１人３点まで。
応募の中から創作する会幹事会で審査を行い、グランプリ（採用名称）１点、特別賞３点を決める。グランプリには賞状と副賞現金３万円、特別賞には５０００円が贈られる。グランプリに選ばれた名称の応募者が複数いた場合は、抽選で１人をグランプリとする。名称の採用に当たっては、補足する場合がある。決定した名称は６月中旬に発表予定。新しい踊りの振り付けは、動画投稿サイト・ユーチューブの同商議所チャンネルで公開されている。
募集期間は５月１５日まで（消印有効）。問い合わせ、応募先は一関商工会議所内の一関の新しい踊りを創作する会事務局＝郵便番号０２１―０８６７ 一関市駅前１、電話０１９１（２３）３４３４、ファクス０１９１（２１）２０３０、メールアドレスgyoumuka@i-cci.com＝。
