十勝港と首都圏結ぶ コンテナ船定期航路復活目指し試験運航

十勝港から首都圏へ。18年ぶりとなるコンテナ船定期航路復活に向け、試験運航が行われました。8日の十勝港。クレーンで吊り上げられた大きなコンテナが貨物船に積み込まれています。香港と神戸の海運会社が十勝港と首都圏を結ぶコンテナ船定期航路の開設に向け、港の機能などを確認し、試験運航を実施しました。広尾町港湾課安岡伸弘課長「十勝・オホーツク地域の抱える物流課題の解決に向けてその手伝いが少しでもできれば。調整重ねながら定期航路何とか実現させていければ」。定期航路は週1往復程度で、早ければ5月にも就航する予定で、十勝港からは十勝やオホーツクの農産物を、首都圏からは輸入牧草や日用雑貨品などを輸送します。18年ぶりとなる十勝港発着の定期航路が復活すれば輸送コストの削減や「物流の2024年問題」の緩和が期待されます。

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