パリSGが今夏にガビの獲得に動く? 鍵はバルサの監督人事と現地報道

現地時間4月10日に開催されるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の第1レグで、パリ・サンジェルマンが本拠地パルク・デ・プランスにバルセロナを迎える。

大一番を間近に控えた中、今夏の移籍市場でパリSGがバルサMFのガビを獲得する可能性があると、フランス紙『レキップ』が報じた。

すでにバルサとスペイン代表で主力として活躍している19歳のガビは、昨年11月に右膝前十字靭帯を断裂。復帰の目途は経っておらず、シーズン中の復帰は絶望的と言われている。

そんなスペインが誇る至宝に、かねてから強い関心を寄せているのがパリSGだ。昨夏にも獲得を狙っていた経緯があり、今夏に再びアタックする可能性があるという。

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ガビの去就に大きな影響を及ぼしそうなのが、バルサの監督人事だ。監督のシャビは今シーズン限りでの退任を表明している。首脳陣はシャビに対して続投を要請するという報道もあるが、現指揮官が退任を撤回する可能性は低い。

ガビはシャビに対して厚い信頼を寄せているため、続投した場合はバルサに残留する見方が強いという。しかし、シャビがこのまま退任し、その恩師に代わる新指揮官の人事次第では、退団に傾く可能性があると伝えている。

ガビの契約解除金は約1550億円と言われているため実現は容易ではないが、パリSGは昨夏のウスマンヌ・デンベレをはじめ、これまでネイマール、リオネル・メッシなど多くの選手をバルサから獲得している。

パリSGはすでに昨夏の時点でガビの代理人と接触したとも報じられているが、またしてもバルサから“大物”の獲得はあるのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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