「眠れない時もある」低調ユナイテッドにカゼミロも落胆隠さず…「タイトル争いができず悩ましい」

MFカゼミロは今シーズンへの落胆隠さず[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表MFカゼミロは、今シーズンの失望を語った。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

エリク・テン・ハグ監督の下で2シーズン目を迎え、開幕前はタイトル獲得への期待も大きかったユナイテッド。しかし、蓋を開けてみると開幕から低調なパフォーマンスが続き、プレミアリーグでは首位に22ポイント差をつけられての6位に沈んでいる。

加えて、FAカップこそ準決勝まで残るものの、チャンピオンズリーグ(CL)はまさかのグループステージ最下位で敗退となるなど失意の結果に。テン・ハグ監督やチームへ向けられる批判は強まりつつある。

カゼミロも『ESPN』のインタビューに応じた際は、今シーズンへの落胆を隠さず。現在は一つひとつの試合に向き合うしかないとしつつ、先週末の2-2に終わったリバプール戦は良い試合ができたと語っている。

「今シーズンは難しいものになっている。タイトル争いをしないという点が、僕にとって最も悩ましいことだ」

「首位とは20ポイント以上も差がある。何か違うことがしたかったと、眠れない時もあるよ。でも、これが現実だ。タイトルやチャンピオンズリーグ圏内の順位について考えても、意味がない。僕たちは目の前の試合を考えなければならない」

「ここ数試合で、僕たちは9ポイントを獲得するチャンスがあったが、実際には2ポイントだった。チームは動揺していたよ。それでも僕たちは試合ごとで考える必要があり、次のボーンマス戦に集中しなければならない」

「リバプール戦はとてもテンポが速く、良い試合だったと思う。彼らはリーグを引っ張っているクラブの一つであり、良い時期を過ごすチームとの対戦だった。それでも、僕たちはうまく対応できていたと思う」

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