シミだらけのシーツ、汚れたぬいぐるみ──姑からの【イヤゲモノ】を → 夫の反撃でサヨナラ!

嫁姑関係は難しいものです。筆者の知人Aさんの姑もいい人ではあるのですが、Aさんは姑がくれるものに困っているそう。姑が良かれと思ってくれるけど、欲しくもない & どう考えても使い道がない“イヤゲモノ”の数々。あなたも姑からいらないものをもらって断れなかった経験はありませんか? Aさんから詳しく話を聞きました。

優しい姑の気遣い

Aさんは結婚3年で、夫の実家近くに家を建てて暮らしています。優しい姑とは仲良くしており、いい関係性が築けていると思っているのですが、Aさんには1つだけ気になることが……。

それは、姑がいつもいらないものをくれるということです。距離も近いし孫の顔を見せたいという気持ちもあって、Aさんはしょっちゅう義実家へ立ち寄るのですが、そのときに姑がくれるものがAさんにとっては信じられないものばかり。

「何かを持たせてあげたい」という姑の気持ちは嬉しいのですが、Aさんはいつも困っていました。

姑からの困ったお土産の数々

これまで姑がくれたのは、次のようなものです。

開封済みのお菓子、シミのあるシーツや服、腐りかけの果物や野菜、汚れたぬいぐるみ、動かないおもちゃ……。

Aさんは「ありがとうございます〜」と言って受け取るものの、どれも食べたり使ったりすることはなく処分していました。

これが噂の“イヤゲモノ=もらっても嬉しくないもの”か、と思いながらAさんは義実家訪問を耐えていたのです。

イヤゲモノを撃退してくれた夫

ある日、夫も一緒に義実家を訪問したときのこと。「これあげる」といってしなびた野菜と賞味期限切れのおやつをくれる現場に、たまたま夫が居合わせました。

すると、夫は姑がくれたものを確認してガツンと言ってくれたのです。

「何これ! 賞味期限切れてるし野菜も腐りかけじゃん! こんなのいらないよ」

そして、厳しく言うだけでなく、「ものをもらいに来てるわけじゃないから何もいらないよ」とフォローもしてくれました。

安心! 消えたイヤゲモノ

姑相手にイヤゲモノはいらないとはっきり言うことができずに困っていたAさんでしたが、実の息子である夫にガツンと言ってもらってイヤゲモノを撃退することができました。

「何かをあげたい」という姑の気持ちは大変嬉しいのですが、使わないものをもらっても困ってしまいます。

今でも何かをしてあげたい気持ちが強い姑。Aさんはイヤゲモノを受け取らなくなった代わりに、たまに欲しいものをリクエストすることで姑と上手くお付き合いをしています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶

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