初世界戦の西田凌佑が意気込み IBFバンタム級

IBFバンタム級のタイトル戦に向け、練習を公開した西田凌佑(左)=大阪市

 国際ボクシング連盟(IBF)バンタム級1位の西田凌佑(六島)が9日、同級王者のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に挑む世界タイトル戦(5月4日・エディオンアリーナ大阪)に向けて、大阪市内の所属ジムで取材に応じ「強い王者に挑戦できるのが楽しみ。(致命的な)パンチをもらわずに勝ちたい」と意気込みを示した。

 通常は100ラウンド程度のスパーリングで試合に備えるが、初の世界戦に向けて約2カ月で200ラウンドをこなしているという。フィリピンからロドリゲスに似たタイプの選手も招いて拳を交わし「いろんなタイプのボクサーとやれている」と調整過程に自信をのぞかせた。

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