松居一代が大谷翔平に〝最悪パターン〟を警告「彼はアメリカで野球できなくなります」

ドジャースと巨額契約を結んだ大谷翔平

タレントで投資家の松居一代(66)がドジャース・大谷翔平投手(29)の元通訳・水原一平氏(39)の違法賭博問題に絡み、大谷が被る〝最悪パターン〟の可能性について言及した。

松居は9日までに自身のブログを更新。「大谷選手の契約内容は危険」とタイトルを付けて投資の危険性を警告した。冒頭で「投資は危険と背中合わせです 全員が勝てる訳ではありません 投資はほんの一握りが成功できるだけです 投資をしている素人さんは…今、売ったならば…これくらいの利益がある…空想物語を話されますが お金は、実際にご自分の手にしてはじめてお金を得たことになります」と問題提起した上で、大谷がドジャースと結んだ10年総額7億ドル(約1015億円=当時のレート)の97%を契約満了後の2034年以降に受け取る後払い契約を自身で希望したことに言及。

「世の中、10年後なんて…どうなるか分かりませんよ 戦争が増えているかもしれません たぶん…増えているでしょうね 世の中には戦争で財をなす方がいらっしゃいますからね」と憂えた。

続けて「大谷選手の最悪のパターンを考えますと 今回の賭博調査で黒と判断されたとしたらですよ 彼はアメリカで野球できなくなります すると、手のひらを返したように球団側は彼を訴えるでしょうね 球団側は迷惑をかけられたわけですから当然です その際の争点はお金です 球団側は契約にはサインをしていますが…まだ支払いはしていません その支払を止めるために多額の損害金を大谷選手に請求をしてくるでしょう 球団側は契約は無きものにして支払は止めたいわけですよ そのためには凄腕の弁護士を代理人にしてくるでしょうね」と持論を展開した。

その上で「しかし、お金を受け取っていない大谷選手は凄腕弁護士へは依頼ができません 理由は資金がないからです その前に人脈もありませんけどね、、、つまりは負けてしまい契約はバブルのように消えていく…」と推測する。

松居は「あくまでも最悪のパターンです 皆さん、ごめんなさいね」と断りを入れながらも「しかしこのパターンも視野に入れないとならないようなアメリカは状況下ですよ 投資も同じです お金を手にもしていない時に夢物語をなさるのが多いのが実態です お金は自分のお財布に入ってはじめてインカム 利益となるわけです」と力説する。

最後に「私は投資家として嗅覚を大事にして来ました 危険の匂いを感じたからどなたよりも早く腹八分目の利益を出して日本市場から逃げ切った訳です」とアピールした。

© 株式会社東京スポーツ新聞社