新ドラマ「ソンジェ背負って走れ」特定のアイドルを連想?設定に一部の視聴者から指摘…制作陣がコメント

写真=tvN

日本でも配信中のtvN新月火ドラマ「ソンジェ背負って走れ」が、劇中の設定が特定の人物を思い出させるという一部の視聴者の指摘をうけ、釈明した。

同作は、「もしあなたの推しを救える機会が来るなら?」という質問をベースに、生きる意志を諦めた瞬間、自身を生かしてくれた有名アーティストのリュ・ソンジェ(ビョン・ウソク)の死で絶望した熱狂ファンのイム・ソル(キム・ヘユン)が、“推し”を生かすために2008年にタイムスリップするファンタジーロマンスを描く。8日に韓国で放送された第1話では、イム・ソルがリュ・ソンジェの熱烈なファンになった過程とともに、リュ・ソンジェの突然の死、そして2人が2015年からさかのぼって2008年に高校生として向き合う運命的な再会が描かれた。

ところが、作品の設定をめぐって一部の海外視聴者から憂慮の声が上がっている。彼らは死を迎えるアーティストがSHINeeのジョンヒョンさんを連想させると主張した。ヒロインがタイムスリップする2008年が、SHINeeのデビュー年だという点、初放送の日付がジョンヒョンさんの誕生日だという点などをあげ、制作陣に抗議した。

これに対し、CJ ENMは視聴者相談を通じてコメントを伝えた。CJ ENMは「劇中、ソンジェのデビュー年は2009年であり、ウェブ小説『明日のベスト』を原作としたドラマで、特定の人物を念頭に置いて作ったドラマではない」と強調した。

また、原作とは異なり、タイムスリップする年を2008年に設定したことについては「原作の6年前という設定は、時代の違いを見せるにふさわしくないと判断し、2023年と時代の違いが確実に現れる2008年に設定した」と説明した。

さらに、初放送日については「編成順により順次決定されただけで、意図的な設定は現実的に不可能だ」と一蹴した。

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