中国に帰ったシャンシャン 観光客の日本語呼びかけに“まさかの反応”でファン感動「めっちゃ泣けた」「愛情注がれてたんやろうな」

(写真:アフロ)

中国で暮らすジャイアントパンダのシャンシャンが「日本語に反応した!」と話題になっている。

父・リーリーと母・シンシンのもと‘17年6月、東京・上野動物園で生まれたシャンシャン。日本在住時は全国からファンが訪れるほどのアイドル的な人気を誇り、経済効果が推定600億円以上と試算されたことも。しかし5度の返還延期を経て‘23年2月、所有権を持つ中国に返還された。現在は四川省にある「中国ジャイアントパンダ保護研究センター」で暮らしており、同年10月に一般公開された。

そんなシャンシャンの近況を4月5日、韓国SBSの番組『TV動物農場』がYouTubeで公開。動画では丘のような小高い場所で、笹をモグモグと食べる様子が映し出された。

ところが観光客が「頑張ったな、シャンシャン!」と日本語で話しかけると、シャンシャンは笹を咥えたままピタリと動作がストップ。驚いたような表情を見せて両耳をそばだてると、声の主を探すように丘を下りて動き回った。そしてガラス越しにいる観光客の元に近寄ると、しばらくその場から離れようとしなかった。

日本語に反応し、懐かしがるような素振りをしてみせたシャンシャン。この動画がXで拡散されると大きな反響を呼ぶことに。シャンシャンの行動に心を揺さぶられたという人が相次いでいる。

《なんか普通にめっちゃ泣けた、シャンシャンも、大切に過ごさせてくれた飼育員の人たちも本当にありがとう》
《あぁ、言語がわかるんだな、他の動物でも…生まれ育って聴き慣れた日本語を覚えててくれてるのか………》
《パンダって所詮熊だし全く可愛いと思ったこと無かったけど改めるわ めちゃくちゃ可愛いね、大好きかも》
《こんなん日本で育ててくれた飼育員さん見たら泣けて泣けてしゃーないやろ。素敵な飼育員さんと出会えたんやね》
《沢山話しかけられて愛情注がれてたんやろうな。。パンダって賢いんだ》

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