アービングが9年ぶりの週間MVP!東はポルジンギスの受賞で、セルティックスが4人の受賞者を輩出した史上初のチームに|NBA第24週

現地時間4月8日、NBAが今季第24週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからボストン・セルティックスのクリスタプス・ポルジンギス、ウエスタン・カンファレンスからダラス・マーベリックスのカイリー・アービングが選出された。

4月1日(月)から7日(日)の選考期間中、4試合に出場したポルジンギスは平均19.8点、10.0リバウンド、3.3アシスト、3.0ブロックをマーク。チームの全勝に貢献し、今季初、キャリア通算4回目の週間MVPに輝いた。

28歳の万能ビッグマンは、この週に20得点超えとダブルダブルを各3回、5ブロック以上を2回、フィールドゴール成功率65.9%(27/41)、3ポイント成功率63.6%(7/11)、フリースロー成功率81.8%(18/22)と攻守に躍動。

3日のオクラホマシティ・サンダー戦では3ポイント全3本成功を含むフィールドゴール成功率78.6%(11/14)で27得点、今季最多タイの12リバウンド、5ブロックの働きで35点差の大勝に牽引。3ポイント3本以上を決めながら、10リバウンド&5ブロック以上をマークした球団初の選手になった。

前週から5連勝中のセルティックスは現在62勝16敗で、イースト首位およびリーグ全体トップの座が確定。なお、今季の週間MVPにはポルジンギスのほか、ジェイソン・テイタム(第2週)、ジェイレン・ブラウン(第19週)、デリック・ホワイト(第22週)の計4人が受賞しており、1979年に同賞が創設されて以来、同一シーズンに1球団から4人が選ばれる初のケースとなった。
一方、期間中3勝1敗のマブズを牽引したアービングは、4試合で平均31.8点、5.3リバウンド、3.0アシストを記録。2015年3月以来、自身9年ぶり、通算5回目の受賞となった。

3月23日に32歳の誕生日を迎えたスコアリングガードは、期間中の全試合で25点超え、フィールドゴール成功率52.4%(44/84)、3ポイント成功率40.0%(12/30)、フリースロー成功率93.1%(27/29)と絶好調。

なかでも7日のヒューストン・ロケッツ戦では序盤に最大22点差を背負いながら、第4クォーターと延長の約17分間で25得点を叩き出し、チームを大逆転勝利に導いた。この試合の第4クォーターであげた19得点は球団新記録、試合全体では昨年2月の移籍後最多となる48得点をマークした。

直近16試合で14勝をあげているマブズは、現在48勝30敗でウエスト5位。残り4試合で、6位で並ぶ2チーム(フェニックス・サンズ、ニューオリンズ・ペリカンズ)とは2ゲーム差と、プレーオフ争いで優位に立っている。

ルカ・ドンチッチとともにチームを引っ張るアービングは今季、56試合の出場で平均25.8点(リーグ13位)、5.0リバウンド、5.1アシスト、フィールドゴール成功率49.6%、3ポイント成功率41.0%、フリースロー成功率90.7%(同5位)の成績を残している。

構成●ダンクシュート編集部

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