【大相撲】栃ノ心氏は門限破りの〝常習犯〟だった…翌朝の稽古を絶対に休まなかった理由

栃ノ心氏

大相撲の元小結臥牙丸氏(37)のユーチューブチャンネル「ガガちゃんねる」に、同じジョージア出身で元大関の栃ノ心氏(36)が出演。力士の日常生活などについて語り合った。

栃ノ心氏は部屋の門限の話題で「門限は厳しいですね。ウチの部屋(春日野部屋)は(夜の)10時半。そこは関取になろうが関係ない。まあ、何度も破りましたけどね。それで怒られたけど。タニマチ(後援者)と飲みに行った時は許される? いや、そこも門限があるから帰らないといけない。できる限り守ったんだけど、それでもやっぱりね。酒を飲んじゃうと…。バレたこと? ありますよ、いっぱい(苦笑い)」と現役時代を振り返った。

臥牙丸氏も「ウチの部屋(木瀬部屋)も厳しかったよ。(夜の)11時だったんですけど。親方が降りてきてチェックしていた。関取になってからは1回、緩くなったんですけど…。(部屋を出て)借りたマンションで騒ぎすぎて。隣の人から相撲協会に連絡が入って(親方から)『お前、夜中に騒いでるらしいな。マンションを返して戻ってこい!』と言われて。戻って3年間は外に出してくれなかった(笑い)」と失敗談を明かした。

さらに、翌朝の稽古に話が及ぶと、臥牙丸氏は「僕は『中耳炎になったので稽古休みます』とか、よく電話してたんですけど、彼(栃ノ心氏)は1回もない。いくら酒飲んでも、いくら風邪をひいて熱出しても、コロナ以外は稽古を休んだのは聞いたことがない」と同郷の盟友を絶賛。ところが、栃ノ心氏は「(親方に)〝休みます〟って電話するのが…すごく電話しづらいというか。それよりは(無理をして)頑張って行った方が楽だったから」と意外な事情を明かしていた。

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